切削材料の勉強会 アルミ 真鍮鉛レス

お疲れ様です。

いよいよ明日から梅雨らしい梅雨ですね・・・

なかなか大阪は晴れが多かったですがこれからですね。

以前に真鍮のお話を少ししました。

真鍮は削りやすくとても加工がしやすいという話でしたね。

大半の切削加工の工場が真鍮のC3604を使用していると思います。

なぜ加工しやすいのかというと鉛が真鍮に添加されているからです。

成分をJIS規格などで調べてみると、

銅 約60% 亜鉛 約35% 鉛 約3%

というふうになっています。

メインはもちろん銅 次は亜鉛 そして削りやすさをだすために鉛を添加しています!

削りやすさをだすためにはたった数%しか添加されていない鉛が重要になってきます。

けっこう鉛を添加すると加工面での利点がさまざまでてきます。

ですが、近年鉛はできるだけ使わないでおこう、という運動が活発になってきています。

これがいわゆる鉛レス素材というもので、鉛中毒などによる病気を気にして行われています。

うちで扱っているエコブラスという商品もその種類の一つです。

エコブラスの話をすると長くなるのでまたいつか勉強したいと思っています。

アルミ

アルミは金属の中でも比較的軽く、鉄と比べて重さが約1/3ほどになります。

その上ジュラルミンなどのアルミ合金を使えば軽い上に硬さがあります。

上記の利点は航空機や自動車などに用いられます。

切削となるとあまり棒材などは削りません!

パイプなどを削ったところはみたことあるかな。

今日はここまでです。

お疲れ様でした。

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